2011年3月1日火曜日

巨人とは大違い オレ竜ドミニカ優良助っ人獲得の楽屋裏 (夕刊フジ)


巨人とは大違い オレ竜ドミニカ優良助っ人獲得の楽屋裏 (夕刊フジ)


V奪回がノルマの巨人に立ちはだかる、球団史上初のリーグ連覇を目指す中日。昨年2Aで本塁打王のジョエル・グスマン外野手(26)、自称4割打者のフェリックス・カラスコ内野手(24)の格安新外国人選手は、トニ・ブランコ内野手(30)を脅かしている。今年も当たりそうな落合流の外国人選手獲得法には意外な楽屋裏が-。


転んでもタダでは起きない中日・落合監督。新外国人選手も落合流の真骨頂だ。実は独自のドミニカルートからの格安、優良外国人選手獲得はケガの功名だったというのだ。関係者がこう裏を明かす。

「横浜からタイロン・ウッズを獲得したときに、代理人を無視して交渉したんだ。怒った代理人が中日を米国市場から閉め出したんだよ。だから米球界に手を出せない落合監督は、ドミニカルートという新規市場を開拓するしかなくなったんだ」

それが結果オーライ。一昨年、本塁打王(39本)と打点王(110打点)の2冠に輝いたブランコ。昨年4勝をあげ、今年はローテーション入りを期待されるどころか、開幕投手候補の声まで出ているネルソン。さらに、今季の2人の新外国人選手、グスマンとカラスコだ。

ブランコと同様の長距離砲で一塁を守る年俸2400万円のグスマン。スイッチヒッターで三塁を守る、年俸1200万円のカラスコ。2人はブランコへの刺激が狙いだった。一昨年の2冠王ブランコは、年俸が2700万円から1億7000万円に大幅アップ、しかも2年契約でハングリーさがなくなった。昨年は好不調の波が激しく、32本塁打、86打点と成績ダウン。2軍落ちまでさせられている。

そこで、同じドミニカ出身のハングリーな2人を獲得して、ブランコのシリ叩きを狙った。が、今や刺激剤どころか、ブランコは出番を奪われかねない状況に追い込まれているのだ。まさに転んでもタダでは起きない落合流新外国人選手獲得法。米国がダメならドミニカがあるさ…で成功してしまったのだ。

バニスター、トーレス、アルバラデホという新外国人投手、内野手のライアルを獲得したものの、戦力としてのメドがまだ立っていない巨人とは対照的だ。