カズ代表入り諦めない本気、ここ数年にない絶好調 (夕刊フジ)
これが紛れもない最後のチャンスだ。今回の東日本大震災をうけて日本サッカー協会とJリーグが主催する「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!」が日本代表vsJリーグTEAM AS ONE(選抜)のカードで29日、大阪・長居スタジアムで行われる。
被災者へエールを送るのが大きな目的だが、ザッケローニ監督もJリーグ選抜側も「真剣勝負」を約束した。そして注目は何といっても、44歳のカズこと三浦知良(横浜FC)の出場である。選抜チームを編成したJリーグからのオファーに、「いの一番にOKを頂いたのがカズ選手でした」(Jリーグ大東和美チェアマン)。本人の気合の入れ方も尋常ではない。
ここ数年、カズの話題といえば契約更新と、J2とはいえ出場、ならびにゴールを決めたときに躍る「最年長記録更新」という見出しだけ。事実カズ本人も、ゲームに出たりゴールを決めたときに起こる対戦相手からの大声援に、「できればブーイングを浴びせてほしい」と懇願したほどだった。
そこに吹いたまさかの“風”。このチャリティーマッチにJ2からただ一人選ばれたのがカズである。異例といっていい。今春の横浜FCのキャンプでは、「ここ数年にない絶好調」を宣言。事実キャンプから仕上げ段階で行ってきた練習試合には、全10試合皆勤賞で出場した。プロ26年目の今年は、2006年以来となる開幕スタメンに「若い奴には負けない激しいプレーをする」と意欲満々。そんな絶好のコンディションの中、願ってもないチャリティーマッチの出場オファーだったのだ。
カズの年齢からいって90分のフル出場は厳しい。真剣勝負とはいえ、チャリティーマッチは参加選手の全員出場が慣例でもある。けれども今回のJリーグ選抜はまだまだカズの「顔」が効くメンバーが集まった。被災者代表ともいえる小笠原(鹿島)を筆頭に、中村俊(横浜)、小野(清水)、そして「やるからには勝ちに行きます」と宣言している中村憲(川崎)など、選ばれたMF陣は日本代表といわれても決してヒケをとらない布陣で、日本代表を苦しめる実力がある。あとはそのパスをカズが受けられるかどうか。そしてゴールを決められるかだ。いくらカズが絶好調とはいえ、そこにはやはりJ1とJ2のレベルの差がある。26年のプロサッカー生活でカズに足りないのは、「W杯出場メンバー」の称号だけ。そのためにこれまで連載していた新聞のコラムをまとめて「やめないよ」という新書を出版し、「終身現役サッカー選手」を誓ったのだ。
本来なら今月2試合あったはずの強化試合が29日のチャリティーマッチに変わり、ザッケローニジャパンの強化日程は大幅に縮小された。6月に国内で強化試合があるが、カズにとってはこのチャリティーマッチが、日本代表入りをかけた現役生活最後の重要な一戦となるに違いない。
これが紛れもない最後のチャンスだ。今回の東日本大震災をうけて日本サッカー協会とJリーグが主催する「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!」が日本代表vsJリーグTEAM AS ONE(選抜)のカードで29日、大阪・長居スタジアムで行われる。
被災者へエールを送るのが大きな目的だが、ザッケローニ監督もJリーグ選抜側も「真剣勝負」を約束した。そして注目は何といっても、44歳のカズこと三浦知良(横浜FC)の出場である。選抜チームを編成したJリーグからのオファーに、「いの一番にOKを頂いたのがカズ選手でした」(Jリーグ大東和美チェアマン)。本人の気合の入れ方も尋常ではない。
ここ数年、カズの話題といえば契約更新と、J2とはいえ出場、ならびにゴールを決めたときに躍る「最年長記録更新」という見出しだけ。事実カズ本人も、ゲームに出たりゴールを決めたときに起こる対戦相手からの大声援に、「できればブーイングを浴びせてほしい」と懇願したほどだった。
そこに吹いたまさかの“風”。このチャリティーマッチにJ2からただ一人選ばれたのがカズである。異例といっていい。今春の横浜FCのキャンプでは、「ここ数年にない絶好調」を宣言。事実キャンプから仕上げ段階で行ってきた練習試合には、全10試合皆勤賞で出場した。プロ26年目の今年は、2006年以来となる開幕スタメンに「若い奴には負けない激しいプレーをする」と意欲満々。そんな絶好のコンディションの中、願ってもないチャリティーマッチの出場オファーだったのだ。
カズの年齢からいって90分のフル出場は厳しい。真剣勝負とはいえ、チャリティーマッチは参加選手の全員出場が慣例でもある。けれども今回のJリーグ選抜はまだまだカズの「顔」が効くメンバーが集まった。被災者代表ともいえる小笠原(鹿島)を筆頭に、中村俊(横浜)、小野(清水)、そして「やるからには勝ちに行きます」と宣言している中村憲(川崎)など、選ばれたMF陣は日本代表といわれても決してヒケをとらない布陣で、日本代表を苦しめる実力がある。あとはそのパスをカズが受けられるかどうか。そしてゴールを決められるかだ。いくらカズが絶好調とはいえ、そこにはやはりJ1とJ2のレベルの差がある。26年のプロサッカー生活でカズに足りないのは、「W杯出場メンバー」の称号だけ。そのためにこれまで連載していた新聞のコラムをまとめて「やめないよ」という新書を出版し、「終身現役サッカー選手」を誓ったのだ。
本来なら今月2試合あったはずの強化試合が29日のチャリティーマッチに変わり、ザッケローニジャパンの強化日程は大幅に縮小された。6月に国内で強化試合があるが、カズにとってはこのチャリティーマッチが、日本代表入りをかけた現役生活最後の重要な一戦となるに違いない。
