斎藤佑「開幕ローテ当確」に主力投手陣が意地の準完全試合 (ゲンダイネット)
●日本ハム
開幕ローテが決まっているからこその余裕か。
日ハムの斎藤佑が24日、2日ぶりにブルペン入り。マイペースで、今キャンプ最多となる107球を投げ込んだ。
首脳陣に加え、野球評論家の桑田真澄らが投球を見守る中、本人は淡々とピッチング。「とにかく数を投げたかったし。フォーム固めです」とテンポ良く直球、変化球を投げ続け、自身の確認作業に専念した。
「(ブルペンの)球数は予定通り。感覚は良かったです。オープン戦は結果も大事ですけど、その次を見てというか。オープン戦はメチャメチャ結果を出すより、やはり調整の一環ですからね」
練習後、この日のブルペンと次戦の実戦登板(26日のロッテ戦)についてこう話した斎藤。オープン戦を「調整の一環」と言えるあたりが、一軍当落線上の若手とは立場が違うことを物語っている。
さて、この日の対サムスン(韓国)戦。日ハムは両外国人や斎藤らを除く主力が登板。練習試合とはいえ、ダルビッシュ、木田、武田久、武田勝、八木の5人が無安打無得点リレー。木田が四回に四球で許した走者も併殺に仕留め、打者27人で抑える準完全試合だった。
「7、8割? 今年はもうちょっといってるんじゃないですか」という先発のダルビッシュが最速154キロの速球と3種類の変化球で3回をピシャリと抑えたのを皮切りに、後続の4人もサムスン打線に付け入るスキを与えなかった。
ちなみにこの日実戦5本目の本塁打を放った中田は「ノーヒットノーラン? エッ、知らなかった」とコメント。左翼を守っている間も自分の打撃に集中していたか、単に能天気だったかはともかく、新人の斎藤が早くも先発ローテを約束されたことで投手陣に“なにくそ”という気持ちがあるのは想像に難くない。
八木をはじめとする一軍当落線上の連中が目の色を変えれば、斎藤が加入した効果もあったというものか。
(日刊ゲンダイ2011年2月25日掲載)
