2011年10月12日水曜日

元中日・大豊さん、白血病の闘病語る 実妹からの移植で元気に

元中日・大豊さん、白血病の闘病語る 実妹からの移植で元気に

日本骨髄バンク設立20周年記念イベント「つなげよういのち」の集会が10日、名古屋市中村区のウインクあいちで開かれ、元プロ野球中日ドラゴンズ選手の大豊泰昭さん(47)が講演し、急性骨髄性白血病を発症し、実妹からの末梢(まっしょう)血幹細胞移植で元気を取り戻すまでの体験を語った。

大豊さんは2009年春、体調不良で検査を受けたところ白血病と判明。「高校時代に野球部の先輩、ドラゴンズ時代には監督の奥さんが同じ病気で亡くなっている」ことを思い出し、医師に「私、助かりますか」と尋ね、涙が止まらなかったという。

抗がん剤の投与で好転し、退院したものの、昨年3月に再発。骨髄移植のため、「骨髄バンクを通じてHLA(白血球の型)が一致するドナー(提供者)を探したがゼロだった。もしかしてと台湾にいる兄弟のHLAを調べてもらったら実妹とほぼ一致し、ようやく希望が見えた」という。

大豊さんは講演後、骨髄移植をした元患者やドナー経験のある若者たちとのトークショーにも参加。「人への思いやりがあってこその骨髄バンク。生き残ったのは世のために何かする役割があるのだと思う」などと語っていた。